(整備士向けブログ)まずは不可思議な症状を整理

いやーハマッタ(^_-)-☆今回のブログはそんな私のハマッタ記録です

症状はこう

スズキ パレット 平成21年 MK21S

・走行中エンジン停止

・そこから再始動不能

・ACCからキーオフできず(ACCかONしかならない)キー方式はプッシュスタート

大きくこの3つの不具合が出現

正直申しまして。。。

こんなわかりやすい不具合がでっぱなしなんて( ^^) _~~余裕だわ(笑)

なんて思ってました最初

わかりやすい不具合ほどカンタンに原因にたどり着くものです

まずは自己診断

なるほど通信系異常ね

ん?

通信系異常でエンジンかからないのはいいとして

なぜACCからオフできない?

(私の考え

ははーん(/・ω・)/

これはワナだな。

自己診断の結果はすべて信頼できるかといえばそうは言い切れません

始動不良の結果 このコードを拾っているわけで

不具合の箇所は別にある!(自信満々)

自己診断で検出しない系だなこりゃ

そうなれば、注目すべきは

・ACCからキーオフできない

のほうだな(/・ω・)/

ってことでろくに車を点検せずにメーカーのHPでサービスキャンペーン情報確認!

やっぱりだ

例のあれ

電磁ステアリングロックの対象車だ

以前に交換の履歴があり交換済みとはなっているが

この症状(ACCからもどらない、ステアリングロックかからない)

じゃこれしかない!

ということで捨六交換

ふー

なにもかわらねぇ( ノД`)シクシク…

バッテリーはずしても、つないだ瞬間ACCだし

ふりだしにもどる

さてなにからみようか

ヒューズ切れ点検 異常なし

かたっぱしからあちこちのコネクター割っていく作戦 異常なし

プッシュスタートボタン交換 変わらず

シフトデバイス点検 異常なし

ちなみにネットで検索するとヒットするのはデバイスの情報でした。

ですが、クランキングする時点で

シフトデバイスやインヒビタースイッチはありえないと思っていましたが。

次に考えたのは

自己診断で エンジンのECUとATのECUが立ち上がらないので

しょうがなくECUをヤケクソで交換してみる

これできまったらラッキーや!

なにも変わらず(笑)

そうだ!こういう時は

いったん忘れよう^^酒でも飲みにいくか。

そして翌日、軽い二日酔いのまま

もう一回最初からみよ

すると。。。

イグニッションコイルのヒューズ切れてるやんけ

あれ?切れてなかったんだけどな(/・ω・)/

ECU交換したので状況がかわった?

これはいい兆候だ!

ヒューズを新しくすると

なんと初爆あり!

かかったー!

でもちょうしわるー

まぁいいやどうせイグニッションコイルだろうと鷹をくくって

通信系不良の確信にせまるぜ!

診断機を接続し

BCMの項目をタップすると

プツ(ヒューズ切れる音)

あれ?また切れた。

写真下段の15AのヒューズがIGコイル

そして再現する症状(笑)

診断機つなぐとイグニッションコイルのヒューズ切れるとか

ウケル(^^♪

どこか甚大な被害負ってるなこりゃ

とはいうもののヒューズを交換するとまた始動可能になるわけで

しゃーない、不調からみていくか。

あ、これだ

みるかげもなくなっておられる(笑)

キミだったのねすべての原因は!

ということで、

正解はイグニッションコイルでしたー

以下が遠回りポイント(^^♪

・最初みたときはヒューズ切れてなかった

・イグニッションコイルだったら診断機にでても良さそうなのに出てこない

・通信系ダメになるのはなんとなくわかるが、なぜかATまで立ち上がらない

そしてこれが一番、腑に落ちないポイント

・ACCからキーオフできず

制御や構造で理解できないとこやツッコミどころはありますが、

まぁこういうものだと言われれば。。。。

イグニッションコイルとプラグとコネクターを交換してすべて正常に戻ったのは言うまでもありません

たぶんレアーな不具合かと思いますが

整備士諸君の誰かの役に立てば

私が遠回りしてたどりついた2日間が報われます( ;∀;)