こんにちは!
革巻きハンドルの質感が悪くなってきた
純正の革巻きステアリングの劣化で悩んでいらっしゃる方、必見ですよ!
この劣化に関することが今回のご依頼です
そりゃそうですよね、高級仕様の証でもある「革巻きステアリング」ですが
もっとも手の触れるとこでもありますし
革自体が自然由来のものなので当然、劣化いたします。
何年もご利用になれば当然と言えば当然かも
それをどうにかできないか
というのが今回のご依頼
実はこのご依頼をいただいたお客様、とっても大好きな方でいつも依頼がマニアック(笑)
そうきたかーとかこっちがワクワクするほど^^
あたりまえの提案では満足していただけないでしょう。
・ハンドルの新品交換
・ハンドルカバーでの対応
もちろんこの辺をさらっとお話はしましたが
お客様から「巻き直し^^できる?」とさすがだぁ!わくわくするぜ!
僕はもちろん「できます!」と即答!
なので今回はハンドルの革、巻き直し
について書いていきたいと思います
上級車の証のような革巻きステアリングですが経年で質感が劣化しています
質感の変化を楽しめるのも革巻きのいいとこではあるんですが
ボロボロになっちゃうことも。
ハンドルをはずします
ちょっとマニアックになります。自信のない方はやらない方がいいです。
巻き直すためにハンドルをはずしますが、エアバッグを外さなくてはいけません。
この工程は気をつけることがたくさんある上に、特殊な技術を要することが多いので
こんなことできるのねくらいに見ていただければと思います
ひとつでもミスするととんでもない出費につながるおそれがあります
ハンドルを外さなくてもできるみたいです。
エアバッグをはずし、ハンドルをはずすとこんな感じです
革を巻いていきます
今回は車種別用に裁断された革を入手いたしました。
お客様には「出来上がりだけ楽しみにしていてください」
と伝えてありました
ずれ防止に両面テープを貼っていきます
両面テープの間隔が非常に重要になります。
まずは位置をしっかりきめます。ここでずれると取り返しがつきません
ぼく、裁縫もできるんです(どや
革を合わせるよう縫っていきます
ちょっとしたコツが必要になる作業です
完成です
かっこいい!
パンチングレザーのとこの質感もいいし
縫い目(ステッチ)に指がひっかかってとっても操舵しやすいです
しわっぽく見えるのは天然の革なので!
経年や気温など
自然な縮みできれいにしわはなくなります
シフトのカバーもなんと革仕様に!赤ステッチ!
サイドブレーキのノブとブーツも革仕様に!もちろん赤ステッチ!
まとめ
今回のテーマ「情熱の赤」いかがでしたでしょうか?
かっこよくなりましたよね^^
今回もお客様から教えていただきました。
いつも思うけど
ビジネスにとって大事なことって、お客様から教えていただくことがほとんど。
社内とか勉強会とかセミナーとかで習得するものじゃなくて
そちらは知識として身につけるけど
本当に大事なことはいつもお客様が教えてくれる
それを忘れちゃいけないなって思いました
高知龍馬マラソン
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