トップに固定記事 オイル交換ってなに?しないといけないものなの?

「オイル交換をおすすめします」って言われてもそもそも何かわかんなかったらそんな反応ですよね?

オイル交換も知らないの?と思ったあなたも、

いつも言われた通りにメンテナンスしてるあなたも、

自分の意思でメンテナンスするあなたも

ぜひ!読んでもらいたいと思って書きますね、できるだけわかりやすく!

 

 

僕は社の代表なのでひどく個人的な見解を多く書きますが、この人はこういう考えなんだっていう寛大な気持ちで見てもらえればうれしいです。

 

 

そもそもオイルってなに?(初級

石油っぽいのは何となく想像がつくのではないでしょうか?

そうですね、石油から作られるものです。

ぬる~っとしたあれですよ

自動車にはさまざまなオイルが使用されますが、僕が伝えたいのは

エンジンオイル!エンジンのオイルです!

 

パワステもミッションもデフもトランスファーもエアコンガスに含まれるオイルも電気自動車のモーターの作動油も

今はどうでもいいです。エンジンオイルだけ覚えて帰ってくださいね。

なぜそんなにエンジンオイル推しなの?

エンジンオイルはそれだけ重要な役割りをしてるからです。

どんだけ重要かというと、

すごーくです!

潤滑効果とか冷却効果とか清浄効果とか気密効果とか防錆効果とか緩衝効果とかいろいろすごーいんです、

役割を一手に引き受けている僕みたいに!

でも、こんなわかりにくく言うから

伝わらなくなるんですよね、はいわかりました。↑↑のすごそうな効果は想像しなくていいです。

これなら伝わりますよね

エンジンオイルは人間で言う 「血液」 です。

汚れを取り除いて運んだり、

栄養を届けたり、

上がりすぎた温度を下げたり、

血圧に等しい、油圧というのもあります。

この血液、自動車の場合は 動けば動くほど 汚れるし どろどろになっていくんです

だーかーらー

オイル交換が必要なんですね。

どうやって交換するかというと

エンジンのオイルは下から抜くのが一般的でエンジンには抜くとこがついています。

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いい感じに汚れてますね~、ガソリンの燃えカスとかが混ざるから黒くなるんですね~、エンジンオイルが仕事した証拠ですね。「いい仕事した~」ってオイルが言っているのが僕には聞こえます。いやほんとに

下から抜いたら今度は上から入れます

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新しいエンジンオイルはこんなに綺麗なんですよ!

すごいですよね、こんなに汚れるんですよ!

どろどろからサラッサラに~

エンジンにも良いし、何より気持ちがいい

だーかーらー

オイル交換って大事 オイル交換って大事

大事だから二回言った

何もしなくていいからオイル交換だけして!

ごめんなさい言い過ぎました。他にも重要なメンテナンスはあります。でも今は忘れて。

じゃ、いつやればいいの!

これ大事

キレる気持ちもわかります

3000キロだったり5000キロだったり、

取説をみればメーカーでは10000キロとか15000キロとか

どっちやねん!

この長年の疑問に僕が答えます

5000キロごとがいいです

なぜ断言するかというと、経験ですね。

レース仕様とか上級のオイルを使う方は当てはまりません、

自動車を日常のパートナーとして使われる方は、私のもっとも長年見てきたお客様です。

同じ車を何十年も使われる方や、走行距離が何十万キロも使われる方に共通するお客様の決め事は

5000キロごとオイル交換をする

ということです。これは本当に私の経験でしかありませんし、オイルメーカーや違う意見の業者様もいらっしゃるかもしれませんが

適切であると信じて18年も自動車に携わる仕事をしてききました。間違いありません

オイル交換は5000キロごとに!

期間はどうなの?

これも断言します

2年で5000キロ走行しないお客様は2年ごとでいいでしょう。

2年で5000キロ走行しないお客様は車検の時にオイル交換すればいいてことです。

これでエンジンにダメージを受けたエンジンを見たことがありません。

(何度も繰り返しますが、日常のパートナーとしてお使いの場合ですが)

でも、2年なにもせずということではなく状態を日常的に確認できてからこそです。

この意見は新技術や世代がかわれば変わっていくものと思います。今のところというとこでしょうか。

オイル交換は5000キロごとにということになります

それと!

大事なことがあります!

安いオイルは使うべきじゃない

一番最初の説明

オイルって石油っぽいもの

って書きました。なぜ、高いオイルや安いオイルがあるのか。

それはオイルを製造するとこまで戻ります。

石油から作られる

ベースオイル

っていう素のオイルがあります。これがすべてのオイルの原型で、それを各オイルメーカーごといろんな

調味料を配合して性能を決めます。

どういう性能が必要か?

それはやっぱりクルマごとに違いますから、いろんな調味料の配合があるわけです。

だーかーらー 高いオイルや安いオイルが産まれるわけです

だからなにオイルをいれてもいいってわけじゃないのね

そういうことです

それでは何をおすすめするかですが、これも断言します

純正以上ですね

当社では純正品を主に使っています。それには理由があります。

1、長くディーラーにいたので信頼している

2、メーカーの開発試験などは純正品以外使うわけもなく、性能を十分に発揮するのは純正品だと思っている

3、2の理由と関連づけ、メーカーで純正品を使い十分に試験しているので不具合もでにくいと思っている

なにを入れたらいいのかわからない場合は間違いないのは純正品ですね。

あちこちで売ってるオイルを選ぶときは何をえらんだらいいの??

この記事を書くきっかけになったことです。

0w-7

今ってこんなオイルもあるんですよ。

びっくりしました。どんだけサラサラやねん。水かよ。

しかも、0w-7ってSNにもGF-5にもあてはまらないのね。

専門用語がでてしまいました。忘れてください。

何が言いたいか

SNとかGFとかいう表記はわかりにくいってことです。無視でOK

規格はとにかくわかりにくい!一つにしろよ

「SN」 ← API規格

「GF-5」 ← ILSAC規格

性能を指す言葉なのでどちらも同じような記号です。

僕は一つでいいと思いますがその規格は

「SAE規格」

0W-20 とかっていう表記ですね。

性能を表す上でいろんな視点からの表記はとても良いことだと思いますが、それにしても消費者が買う時に

わかりにくいでしょ、だから僕が推すのは SAE規格 の表記で選ぶことです。

わかる人は、三つの規格から総合的に選んでもいいと思います。

最後にこれだけ覚えて帰ってください

SAE 0W-20

すっごいサラサラオイル!最近の燃費のいい車はだいたいこれ!

SAE 5W-30

サラサラオイル!0W-20以外の車はこれ!

この二つが今現在のエンジンオイルの主要な二つです。というかだいたいこの二つのどちらかです。

大事なのは自分の車に適合したオイルを使うということ。

燃費を追及している昨今のエンジンオイルは昔以上にシビアだし、それゆえにほとんどが粘度指定されています。

指定以外のオイルを使うと、

故障につながるでしょう。

 

 

まとめ

オイル交換は5000キロごと

安いオイルは使わないで

悩んだら純正以上の品質